転勤族だからこその家具選びのコツはある?
ずばり、引越す前提で家具を選ぶことです!
転勤の可能性が少しでもあるならば、コツを抑えて家具選びをしておけるとより安心できますよね。
今回は、「230組の家づくりのお手伝い&転勤により4度の引越し経験がある住宅設計士」が、
転勤族の家具選びのコツをご紹介します。ぜひ最後までお付き合いください!
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この記事を書いた人
- 結婚したパートナーが転勤族で新居の家具選びに悩んでいる
- 自分自身が転勤族でどんな家具を選ぶべきか迷っている
- 引越し経験のある住宅提案のプロの「家具選びのコツ」が知りたい
家具を選ぶ前にもっとも重要なのは「所有する家具を少なくすること」
必需品は購入、ゆとり品はレンタルやサブスクでお試しから!
読み飛ばしガイド
- 引っ越す前提で家具を選ぶコツ4つ
- 家具を選ぶ前にもっとも重要なこと
- 家具の必需品とゆとり品の違い
- 転勤族と家具の購入・レンタル・サブスクの相性
はじめて家具を選ぶ方にもわかりやすく解説しています!
転勤族の家具選び4つのコツ!
転勤族の家具選びのコツは「引越す前提で家具を選ぶこと」です
引っ越すたびに住まいのあらゆるものが変わってしまうため、どんな物件に住んでも適応できる家具選びが重要!
引っ越すと変わってしまうもの
間取り | 物件の条件を優先すると希望の間取りにならないことも |
部屋の広さ | 物件によって部屋の広さはさまざま もし部屋が狭いと、選ぶ家具によっては部屋を圧迫してしまうかも |
部屋の扉の幅 | 部屋の扉の幅が狭いと、大きすぎる家具が入らないこともあります |
床・壁・扉の色 | 物件の床・壁・扉の色に合わせて家具を揃えると 引越したあとの物件には合わない可能性も |
どんな物件に住んでも適応できる家具を選びの具体的なコツは以下の4つです
- コンパクトなサイズを選ぶ
- かんたんに分解・折りたたみができる
- 軽くて、どこの部屋でも使える
- 家具の色か素材をそろえる
この4つを満たす家具を選べば、「間取り」「部屋の広さ」「部屋の扉の幅」「床・壁・扉の色」が変わっても安心!
①コンパクトなサイズを選ぶ
物件の間取りや広さ、扉の幅によっては大きな家具だと搬入ができない場合があります
どんな家具でも部屋の中に入れられるように家具はコンパクトなサイズのものを選ぶと良いでしょう
具体的には、「横幅・奥行・高さのいずれかが70cm以下の家具」だと搬入できます
引越しのたびにていねいに内見と採寸を行うのは、意外と手間がかかります
持っている家具がコンパクトなサイズであれば、細かな採寸をしなくても部屋に運ぶことができますよ!
②かんたんに分解・折りたたみができる
コンパクトなサイズの家具のなかに、好みのデザインがない場合もありますよね。
そのようなときは、かんたんに「分解」または「折りたたみ」ができる家具を選びましょう
そのような家具は結果的にコンパクトになり、どんな物件でも搬入することが出来るからです
このような家具は組み立てに意外と苦労します
- ネジなどの取付金具がいくつもある
- ドライバーを複数使う
- 部品ひとつひとつが重たい
自分でかんたんに分解・折りたたみが出来ると、メリットがたくさん!
- 引っ越し作業の手間が省ける
- かんたんに模様替えができる
- 不要な時は収納にしまっておける
「簡単」に分解、折りたたみができるという所がポイントです!
③軽くて、どこの部屋でも使える
転勤族の家具は、極力増やさないようにするのがポイントですが、
少ない家具で暮らしていくためには「模様替えのしやすい家具」を選ぶことが重要です
少ない家具でやりくりできないか試行錯誤してみてから、足りない家具を買う方が転勤族にとっては無駄のない買い物になります!
運ぶのが困難なくらい重量のある家具だと、かんたんに模様替えはできません
家具を購入する際はサイズだけではなく「重量」にも注目して選びましょう
④家具の色か素材をそろえる
物件が変わると床や壁、扉の色が変わってしまい、好みのインテリアにならない場合があります
たとえば(我が家の場合)
さらに家具の色同士がバラバラだと、本当にちぐはぐなインテリアになってしまいます…
家具の色か素材を揃えることでまとまりのあるインテリアになります
- 木の家具を使いたい場合は、木の素材の色をあわせる
- 白、グレー、黒などの色を使いたいならどれか1つに絞る
- 鏡面(つやつやした素材)を使う場合は、他の家具もあわせる
など
わたしの家の場合は木の家具の色を揃えています!
転勤族におすすめの家具リスト!
転勤族の家具選びのコツは「引越す前提で家具を選ぶこと」とお伝えしましたが、
家具を選ぶ前にもっとも重要なのは所有する家具を少なくすることです
持っている家具が少なければ、引越しの手間を大幅に抑えることができます!
所有する家具を少なくすることによるメリット
- 持っていく家具が少ないので引越し費用が下がる
- 物件ごとにていねいに採寸をしなくても良い
- 必要以上に広い部屋を借りなくて済むので家賃を抑えられる
- 掃除の手間が抑えられる
この記事では住宅設計のプロとしての経験と度重なる引越し経験から
「転勤族におすすめの家具リスト」を作成しました
必要だと思う家具は人それぞれですが、「必需品」と「ゆとり品」に家具を仕分けて考えてみましょう!
必需品とゆとり品のちがい
必需品 | どの物件でも必ず必要になる家具 |
ゆとり品 | 個人の好みや利用頻度によって重要性が変わる家具 |
①必需品
必需品一覧 | 目的 |
テーブル | 食事をする、団らんする、作業する |
食器棚 | 食器・調理器具などをしまう |
収納ボックス | 衣類などをしまう |
テーブル
食事やだんらん、作業の場として様々な居場所を作れるテーブルは必需品と言えます
- コンパクト・軽さ重視であればローテーブル
- キッチンの作業スペースなどと兼ねたい場合はダイニングテーブル
本当に必要最低限の用途を満たそうと思ったら「ローテーブル」で十分です!
食器棚
賃貸物件はキッチン収納が少ないことがほとんどのため、食器棚は準備しておきましょう
- 作業台スペースがほしいならキッチンカウンタータイプ
- 収納量を重視する場合は背の高いキッチン収納タイプ
収納ボックス
クローゼットや押入などの収納量をより効果的に増やすために収納ボックスは必須です
- カラーボックスタイプ
- 引き出し収納タイプ
などさまざまありますが、おすすめは「奥行きのある引き出し収納ボックス」です
②ゆとり品
もしかするとあなたにとっての「必需品」も含まれているかも!
ゆとり品一覧 | 選ぶポイント例 |
①ソファ | リラックススペースがほしい 来客時に座ってもらう場所を用意したい インテリアとしてほしい |
②テレビ台 | テレビを置きたい |
③ラグ・カーペット | 床の印象を変えたい |
④本棚 | 本やマンガを定期的に購入しており、保管したい 仕事や資格で必要なテキストが多い |
⑤たんす | 物件に備え付けの収納や押入に入らない程衣類が多い |
⑥ベッド | 布団ではなくベッドで寝たい 布団をいちいち畳んだり敷いたりが面倒 |
⑦デスク | デスクトップパソコンを置きたい テレワークをする |
他の家具で代用できないかなども含めて本当に必要かどうかを検討しましょう!
転勤族の家具の利用方法は?3つ紹介
転勤族の家具利用方法は基本的に3つあります
- 購入
- レンタル
- サブスク
それぞれの利用方法の違いは以下の通り!
違い一覧表
違い一覧 | 購入 | レンタル | サブスク |
料金 システム | 商品代金 一括支払い | 期間利用料 一括支払い | 定額料金を 月々支払い |
デザイン | 幅広い | 必要最低限 | おしゃれ |
初期費用 | 高い | 高い | 安い |
処分の手間 | あり | なし | なし |
失敗リスク | あるかも | 少ない | 少ない |
引っ越しとの 相性 | 手間が多い | 良い | 良い |
購入・レンタル・サブスクの違いについては下記の記事で詳しく解説しています!
家具別おすすめ利用方法
さきほど、家具を必需品とゆとり品に仕分けて「転勤族におすすめの家具リスト」のご紹介をしました
ここからは必需品とゆとり品は、「購入」「レンタル」「サブスク」の3つのうちどれがおすすめなのかを解説します!
必需品 | どの物件でも必ず必要になる家具 テーブル、食器棚、収納ボックス |
ゆとり品 | 個人の好みや利用頻度によって重要性が変わる家具 ソファ、テレビ台、ラグ・カーペット・本棚・たんす・ベッドデスクなど |
家具別おすすめ利用方法
購入 | レンタル | サブスク | |
必需品 | |||
ゆとり品 |
くわしく解説していきます!
必需品のおすすめ利用方法
必需品はどの物件でも必ず必要になる家具のため、長期的に利用することになります
長期的に利用する場合は、レンタルやサブスクだと割り高になります。コストを抑えるためにも購入がおすすめ
ゆとり品のおすすめ利用方法
ゆとり品は個人の好みや利用頻度によって重要性が変わる家具です
とくに、利用したことがない家具は必要性を検証するためにもまずはお試しで利用してみましょう
レンタル家具の場合は、デザインが最低限のものばかりなのでインテリアを楽しみにくいかも…
引越し頻度が多いけど、インテリアにもこだわっていきたい!という方はサブスクがおすすめです
ただし、サブスクとひとことで言ってもサービスごとで仕組みや取り扱い家具は変わります
具体的なサブスクサービスが気になった方は下記の記事をチェックしてくださいね!
まとめ:転勤族は所有する家具を少なくしよう!必需品は購入、ゆとり品はレンタルやサブスクでお試しから!
今回は、「230組の家づくりのお手伝い&転勤により4度の引越し経験がある住宅設計士」が、
転勤族の家具選びのコツをご紹介しました。
必需品一覧 | 目的 |
テーブル | 食事をする、団らんする、作業する |
食器棚 | 食器・調理器具などをしまう |
収納ボックス | 衣類などをしまう |
個人の好みや利用頻度によって重要性が変わる家具:ゆとり品リスト
ゆとり品一覧 | 選ぶポイント例 |
①ソファ | リラックススペースがほしい 来客時に座ってもらう場所を用意したい インテリアとしてほしい |
②テレビ台 | テレビを置きたい |
③ラグ・カーペット | 床の印象を変えたい |
④本棚 | 本やマンガを定期的に購入しており、保管したい 仕事や資格で必要なテキストが多い |
⑤たんす | 物件に備え付けの収納や押入に入らない程衣類が多い |
⑥ベッド | 布団ではなくベッドで寝たい 布団をいちいち畳んだり敷いたりが面倒 |
⑦デスク | デスクトップパソコンを置きたい テレワークをする |
購入 | レンタル | サブスク | |
必需品 | |||
ゆとり品 |
家具を選ぶ前にもっとも重要なのは「所有する家具を少なくすること」です
必需品は購入して長く利用するのがおすすめ。
ゆとり品はレンタルやサブスクでお試しから長く利用するか検討しましょう。
家具のレンタルやサブスクを利用するなら、サービスそのものの理解が必須です!
デメリットを抑えてメリットを最大化出来るような借り方をしましょう!
おすすめの家具サブスクサービスについては以下の記事がおすすめです。ぜひ合わせてご覧ください!